一般社団法人NARMAIモンゴルは休業を決定!NEW!

諸般の事情により、このほど一般社団法人NARMAIモンゴルは3月末を以て当面の間、休業することになりました。

モンゴル語学習スタジオの製作、モンゴル語教材の出版、在日モンゴル語母語教室、モンゴル音楽教室、モンゴル関連事業や先住民にかかわる事業の支援など多くの分野で支援・奨励活動を行ってきたのですが、スタッフ不足など今後の立て直しが必要になり、このような決定に至りました。

平素は弊財団へのご支援・ご声援を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

令和6年4月25日

一般社団法人NARMAIモンゴル一同

国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲る権利」を後援団体として支援!NEW!

2023年5月26日~5月28日に、北海道十勝郡浦幌町で開催された国際シンポジウム「先住権としての川でサケを獲る権利」(主催:ラポロアイヌネーション)に対して、弊法人が後援団体として支援し、副理事長の奥田進一が参加しました。本シンポジウムは、現在札幌地裁に係属中のアイヌ民族の先住権に基づくサケ捕獲の可否を問う裁判に関係して、浦幌町に居住するアイヌ民族集団である原告であるラポロアイヌネーションが主催しました。シンポには、台湾のアミ族、タオ族及びセデック族、オーストラリアのアボリジニ、アメリカのチョクトー族、カナダのハイダ族、フィンランドのサーミ族の代表者が招聘され、各民族がその先住権を当該国政府との間でどのように確立したのか、また裁判闘争においてはどのような課題を克服したのかについて、2日間にわたって講演が行われ、その後のパネルディスカッションでは会場からも多くの質問が投げかけられました。なお、本シンポジウムの総括として、世界の先住民族が連携し、連帯して、この共通課題である先住民族の権利の回復のために闘うことの重要性を認識し、共同して2023年11月30日に「ラポロ宣言」が発表されました。

NARMAIモンゴル副理事長奥田氏がモンゴル国友好勲章叙勲

 弊法人副理事長の奥田進一氏(拓殖大学教授)が、2023年11月25日にモンゴル国大統領よりモンゴル国友好勲章(ナイラムダルメダル)を、ウランバートル市外務省において授章された。授章理由は、奥田氏が2006年以降継続してきた、モンゴル国および中国内モンゴルでの砂漠化防止のための植林活動に対する貢献である。

『共有資源管理利用の法制度』(成文堂、2019年)など著書多数。今回の名誉ある賞以外に、日本国内では、「日本不動産学会著作賞(学術部門)」(2019年度、公益社団法人日本不動産学会)、平成25年度河川整備基金助成事業優秀成果賞(財団法人河川財団、2016年4月)を受賞している。

氏の受賞は弊財団の誇りである。心よりお祝い申し上げる次第である。さらになるご活躍に期待したい。

文責:B@B