日本モンゴル名称万覚帳ーその六

空飛ぶ宝石-カワセミ

美しい列島日本のあちらこちらで生息しているカワセミは、その鮮やかな姿から「空飛ぶ宝石」と言われている。筆者のよく散歩する高麗川の辺りでも時々見かけられる。

しかし、そう簡単に出会うことができないのもカワセミの神秘性を高めているようだ。そのためにいつしかカワセミは幸運を呼ぶ鳥として広く認識されるようになったと言う。カワセミは、その可愛すぎる姿、そして水中に勢いよく飛び込んで小魚などの獲る「飛び込み式ハンティング」をすることもあって、野鳥写真家だけではなく、一般の人にも人気が高い。

この季節も暖かい地方の川辺でカワセミを見かけるチャンスがあるから、皆様にはご散歩の際にぜひ見つけて幸運に恵まれるようお祈りしたい。そして2023年において皆の描く夢ががすべて叶えられように心から祈りたい。

ところで、カワセミはモンゴル語でなんと言うのだろうか。はい、номин шогшир( nomin shogshir)です(縦モンゴル文字は写真を参照)。日本では多くの地域で「自治体の鳥」として指定されているという。

なお、令和5年より、このコーナー名は「日本モンゴル植物名称万覚帳」を「日本モンゴル名称万覚帳ー」に変えて不定期的に連載予定である。つまり植物に拘らず広く思うままに書いていきたい。ご理解のほどお願いする次第である。

文責:B@B

 

写真は、下記のサイトより転載。

Номин шогшир :: www.touristinfocenter.mn

日本モンゴル植物名称万覚帳―その五

   先日、高麗川のところへ散歩に行く途中、ある家の庭から空高く咲くピンクのきれいな花を見かけた。はじめて見る花だ。植物に詳しいフェースブックの友人に教えてもらおうと思い、スマホで撮影して送ったところ、数秒後に「皇帝ダリアですね」という返事が来た。

 ダリアという花はモンゴル語でも知っていた。Mandarvaaである。モンゴルでは、花の中の皇帝と認識され、ダリアが咲くと万神が喜ぶと言われるほどだ。モンゴル人女性によくある名前である。

  しかし、「皇帝ダリア」となると、 文字通りHaan Mandarvaaになるかなとモンゴルのサイトでいろいろ検索してみたところ、「Эзэн хааны мандарваа/Ezen haanii Mandarvaa」という言葉がようやくヒットした。写真も一致した(縦モンゴル文字名称は写真を参照されたい)。花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」だそうだ。なるほどとすぐ納得する。ちなみに中国語では「大麗花」「天竺牡丹」と呼ぶそうである。

  散歩中に別の庭でも見かけた。今が見頃のダリア。みなさんもぜひ見つけて楽しんでください。

                文責:B@B

日本モンゴル植物名称万覚帳その四

  秋になると、あちこちで綺麗に咲くコスモス。モンゴルでも一般的にCosmos と呼ばれているが、固有のモンゴル語の名称がある。恥ずかしいながら、その名称を知ったのはつい最近である。
  Энхэлгэнэである(縦モンゴル文字は写真を参照されたい)。女の子が生まれたら、絶対に付けたいくらい可愛い名前だった。
  モンゴル語の語彙は豊富な埋蔵量を誇る金鉱のようだ。
           文責:B@B