Reaxys Prize ファイナリストに内モンゴルのツォルモン博士

   毎年行われる、恒例のReaxys Prize 2017に世界中から400件以上の強者が応募し、最終候補者(フィナリスト)45名が決まったという。その中に現在名古屋大学で研究活動を行っている内モンゴル出身のツォルモン(朝魯門博士(村田研究室)が名を連ねている。

  Reaxys PhD Prizeとは、有機化学・無機錯体分野の博士課程の学生もしくは博士取得後の1年以内の方が対象の国際賞である。

ツォルモン博士は、1984年生まれ、内モンゴル自治区赤峰市アルホルチン旗ホント鎮出身で、有機化学分野における研究で、世界的に注目されている。われわれモンゴル人として誇るべき快挙である。

                                                                            文責:B@B

 

情報源:

https://www.chem-station.com/blog/2017/07/reaxys-prize-2017finalists.html

http://mp.weixin.qq.com(蒙古丽人)

名古屋大学のプロジェクトに支援金

2018年10月2日、一般社団法人NARMAIモンゴルは、名古屋大学(野邑健二、特任教授、心の発達支援研究実践センター)とモンゴル教育大学が協力して実施している、「モンゴル国の子供たちの発達を支援するプロジェクト」に支援金を送りました。

同プロジェクトのホー公式サイトによれば、それはモンゴル国の発達障害児に対する支援活動で、モンゴルの子どもたちの心の問題の原因を探り、家族や学校でより良い発達支援を受けるためのツールの一つとして、知能検査「田中ビネー知能検査Ⅴ」のモンゴル版の開発を進めているという「田中ビネー知能検査Ⅴ」は、日本国内でも広く使用されている子どもの知能検査である。1回あたりの所用時間は60〜90分ほどで、検査は1対1で個別に行う。検査を行うことで、知能の高低だけでなく子どもの得意・不得意も分析することができ、より適した発達支援を行うためのヒントを得ることができるという。

現在、同プロジェクトチームは、モンゴル版の知能検査を開発するために、モンゴル国内の5つの地域で子どもたちへの調査を実施する予定である。しかし、知能検査の開発には、多くの方々の協力と多額の予算が必要で、検査が完成間近で、開発のための予算不足に直面し、社会一般に支援金募集を呼びかけていた。         文責:B@B

情報源: https://readyfor.jp/projects/18792により引用、加筆。

モンゴル国の家畜が6900万頭数超える

2018年9月27日付モンゴル国インターネット情報によると、モンゴル国食糧・農牧業・軽工業省は、2019年度モンゴル国家畜総頭数が6900万頭に上ると発表。今年は1900頭あまりの家畜が出産し、1800万頭あまりの子畜が無事に育った。今秋の統計では、8000万頭が放牧されているという。

コメント:これにより、モンゴル国は一人当たりの平均家畜頭数が世界一になったという統計もある。モンゴル国にふさわしく牧畜・畜産大国として国民の生活が日増しに良くなるよう期待したい。図の左の数字は、モンゴル国の総人口で、右が家畜頭数である。

情報源:https://www.nso.mn/ により編集。