縦モンゴル文字における同音異義語ー1

このコーナーは、縦モンゴル文字を学習中の初心者向けの正字法の勉強である。モンゴル文字には同音異義語で、しかも書き方が異なる文字が多い。それらの正字法及び意味を把握することは、正字法においても語彙を増やすためにも非常に重要である。

このコーナーでは、不定期的に同音異義語を掲載していく。ご参考になればうれしい限りである。

第一回目は、alである。①真っ赤のように、赤色の前につけて、語勢を強める、⓶股を表すが、書き方が異なるので、注意が必要である。

文責:B@B

 

日本モンゴル名称万覚帳―その十(チューリップ)

今あちこちで咲き誇っているチューリップの花。「世界でもっとも美しい花ベスト10」にもランキングされている名花である。

全体の花言葉は、「愛の告白」「美しい瞳」だが、色によって花言葉が違うようだ。例えば、赤いチューリップの花言葉は「家族への感謝」で、ピンクのチューリップの花言葉は「労い」だそうである。

ところで、この名花はモンゴル語でАлтанзул цэцэг、カタカナ表記にすれば、アルタン・ゾル・ツェツェグである。アルタンは金色で、ゾルは燭または灯りである。「金色の燭」という意味だ。きれいな言葉だと思う。花は美しさでも言葉でも癒してくれる。

文責:B@B