内モンゴル出身のモンゴル人にとって、もっとも関心がある国はモンゴル国ではないかと考えられる。近年インターネットによってモンゴル国の情報を随時取得している。しかし、しばしば問題になるのは、モンゴル国のインターネット記事の略語である。毎日のようにキリル文字の記事を読んでいれば大きな問題はないが、たまにしか読まない人には何の略語かわからない場合が多い。そこで今回はモンゴル国のインターネットでよく見られる略語を取り上げておく。ご参考になれば幸甚に思う。
たとえば、次の一文を読んでみてください。いまもっとも多く使われているХӨСҮТとЭМГが出ている。その略語が分からなければもちろん記事の内容は理解できないだろう。
ХӨСҮТ-ЭЭС ЭМГ-ЫН АГУУЛАХАД ТЭЭВЭРЛЭГДЭН ИРСЭН ВАКЦИНЫ ТЭЭВЭРЛЭЛТЭД ХЯНАЛТ ХИЙЖ АЖИЛЛАЛАА.
概訳すれば以下のとおりである。
国立伝染病研究センターから健康局の保存庫に運ばれてくるワクチンの運送を監視する。
以下、略語を取り上げておく。日本語名称はあくまで便宜上の概訳である。
1.国会
2.国家特別委員会
3.健康省(厚生省)
4.警察総局
5.モンゴル国オリンピック委員会
6.法務常務委員会
7.自然環境観光省
8.統一価格税金
9.軍事司令部
10.国立伝染病研究センター
11.国立損傷疾患センター
12.(裁判所決定等)強制執行総局
13.国家統計総局
14.中小企業支援センター
15.モンゴル国商工業庁
16.モンゴル国電信局
文責 B@B