母語教室の活動が故郷でも反響

NARMAI モンゴルの統計によれば、日本におけるモンゴル語母語教室は10カ所ほどある。そのうちの一つ、「大阪モンゴル語文化教室」の活動が内モンゴル自治区少年児童出版社発行の「NAHIA」(新芽)誌6号に紹介された。記事には同教室の主宰者であるGerelchimegさんとSainjargalさんご夫婦(共に通遼市ジャロード旗出身)が母語教室を開いた心境や意気込みが綴られている。「Mongolooroo baigaasai……子どもたちに母語を覚えてもらい、大切なモンゴル文化を受け継いでほしい」。
異国の地にいながら母語教育のために心身を注ぐみなさんに敬意を
表したい。



平成29年度事業計画

  本法人は、平成29年度に下記事業の実施を予定しています。

 1.在日モンゴル母語教室支援

 申請のあった各教室に、今年度の運営費の一部を支援します。

 2.助成金の公募

    優れた母語教室運営企画に対して、120万円を上限として3件程度の助成金支援の公募(10月頃を予定)を行います。採択者には、翌年度初めに助成を開始します。

 3.モンゴル相撲大会(10月28日または29日)への支援

 4.在日モンゴル人の歌に係るCDの出版

 5.モンゴル民族文化基金の国内向け学術奨励金への協賛

以上

蒼国来、故郷で英気を養う

大相撲で活躍している内モンゴル出身の唯一の幕内力士である蒼国来関(荒汐部屋)は5勝10敗で夏場所を終えた。場所前から古傷の腰痛に悩まされ、ほとんど稽古ができなかったという。

蒼国来といえば、初場所で、横綱日馬富士を倒し、外国人力士としては史上最年長の33歳2ヶ月での初金星を獲得し、また自身初の12勝、さらに初の技能賞も獲得し、世間を驚かせた人気力士である。

場所後の29日、彼は師匠の許可を得て故郷へ発った。お相撲さんにとって貴重な一週間の休暇を故郷で過ごし、英気を養うためだ。部屋の弟弟子があこがれの関取の故郷にぜひ行ってみたいおねだりして三人も同行。「向こうに行けばおれが付け人になってやるしかない」と優しい兄弟子の笑顔が素敵だった。

近年内モンゴルでは蒼国来関に憧れて、角界入りを目指す少年も増えつつある。彼の影響力は大きい。近い将来第二、第三の蒼国来が誕生することを願いたい(文責:B@B)