NARMAIモンゴル会員募集およびオリジナルCD

      一般社団法人NARMAIモンゴルは、2017年5月に発足以来日本で活動をするモンゴル語母語教室や東海地方子どもナーダム、第23回ブフ大会およびモンゴル民族文化基金の活動を支援し、資金提供を行なってきた。今後もこれらの活動を支援していくほか、在日モンゴル人子ども向け教材の作成なども予定している。より幅広い活動を行うために会員募集もはじめている。
したがって、本法人の趣旨に賛同される方々にはぜひ入会していただき、ご一緒に活動を進めさせていただきたいと考えております。会員の皆様にはもれなく本法人企画・制作したオリジナルCDを差し上げます。本CDは、内モンゴルの人気歌手アルタンブルグドさんが歌った11曲が収録されている。特に最新作「日出ずる国のモンゴル遊子たちの歌」(Naran zu’giin mongolchuud、作詞:バー・ボルドー、本法人理事)は在日モンゴル人に捧げた、郷愁に駆られる歌である。
本法人の目的は下記の世織であります。 ご関心のある方は、下記までお気軽にお問い合わせください。

一般社団法人NARMAIモンゴルは、モンゴル国又は中国内モンゴル自治区もしくはロシア等のモンゴル地域(以下、モンゴル地域とする)に関心を有し、あるいはモンゴル地域において日本に関心を有し、それぞれの文芸、学術、美術、音楽、スポーツ等の取り組みを行う個人や組織の活動を支援し、モンゴル地域及び日本の文化の発展及び普及啓蒙に寄与することを目的とするとともに、上記の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1) モンゴル地域や日本の文化に関心を有する個人や組織への就学及び起業支援  事業
(2) モンゴル地域と日本の文化交流に係る企画事業又は支援事業
(3) モンゴル語教育に関する事業
(4) 機関誌及び図書等の発行
(5) 前各号に附帯する一切の業務

年間会費
普通会員(社員):3,000円/年         CD一枚贈呈
法人会員(社員):30,000円/年    CD三枚贈呈

お問合せ先
info@narmai-mongol.com

tomikawark@yahoo.co.jp     FAX:049-227-9288

富川 080-5062-7312

振込先
三井住友銀行  小石川支店(店番号813)
(普通)3818553 イッパンシャダンホウジンナルマイモンゴル

皆様のご連絡をこころよりお待ちしております。CDの試聴は、同HP記事「NARMAIモンゴルが第23回ブフ大会に支援金を」からお聞きになれますので、よろしくお願いいたします。

NARMAIモンゴルが第23回ブフ大会に支援金を

   第23回ブフ大会を助成     一般社団法人NARMAIモンゴルは、発足時から日本における通称「秋場所」( Namriin  Naadam)の助成を年度支援事業の一つとして決めた。それは、同イベントが海外における最も長く継続している定期行事であり、在日モンゴル人、とくに内モンゴルをはじめとするモンゴル系民族にとって毎年待ちわびる秋の風物詩だからである。またそれは在日モンゴル游子たちが20年以上に亘り一心同体で遂行してきた結束の象徴でもあるからであろう。

理事会の決議で、第23回ブフ大会の支援資金として30万円を抽出したほか、郷愁に駆られる在日モンゴル游子たちを鼓舞激励するために、「日出ずる国のモンゴル游子たち」(Naran zu’giin mongolchuud)というオリジナルCDの作成も企画し発行することになった。同曲は今大会のために来日する内モンゴルの人気歌手アルタンブルグド氏が大会当日に披露することになった。氏は国際的に活躍するJALAM KHARバンドのボーカルで、中国七大民族歌謡コンクールで「歌王」称号を獲得している実力派歌手である。

この歌(作詞:バー・ボルドー、作曲:アルタンブルグド)は、富士山とゲル、大海と草原、桜とヤルゴイ(オキナグサに近い。モンゴルの春を告げる花)、雪と乳などを連想しながら故郷を懐かしむという趣旨である。在日モンゴル人たちが「モンゴル」「故郷」という絆でもっと結束することを願った歌だ。

日本で異文化交流や伝統文化の紹介、普及に力を入れている団体が多い中、それらの活動に対し、資金援助を行うNARMAIモンゴルのような活動は初めての試みである。これは在日モンゴル人たちが底力をつけてきた証であると同時に伝統文化を守り抜こうとする海外游子たちのさらなる結束の証でもある。我々は心の中に故郷を想えばこそ自分たちを奮い立たせることができるし、自分たちの目標に向かって突っ走れるのだ。

19世紀半ばを生きたフランスの小説家デュマは言った。「個人は全体のために、全体は個人のために存在する」。これこそNARMAIモンゴルが求めるものである。                         文責: B@B

第一回東海地方合同モンゴル子どもナーダムは大成功!

  10月8日、 愛・地球博記念公園で開催された「第一回東海地方合同モンゴル子どもナーダム」は盛況裏に終了した。これは日本で生まれ育った子供たちにモンゴル文化を肌で感じてもらうために、岐阜県、愛知県、三重県における三つのモンゴル母語教室が合同で行ったものである。

  子供ナーダムには、ショダラガ、スチントヤー、オルガー、スチンなど母語教室関係者らが尽力され、三県のモンゴル母語教室に所属する60人あまりの子供たちとその親たち90名ほどが参加したほか、多くの一般参加者も足を運んだ。晴れやかの秋空の下、伝統的住居であるゲルを組み立て、詩吟、踊りなどを披露。綱引きでも盛り上がり、美味しい塩茹で羊肉のモンゴル料理も振りまかれた。     青空の下でゲルを立てる風景は美しい。子供たちが面白そうに、差し棒などを手に取って手伝ったり、ゲルの中で遊んだりして、伝統文化に興味津々のようだった。子供たちにとって、何よりも楽しい一日になったに違いない。

  今回の活動は、その費用の半分を一般社団法人NARMAI モンゴルが提供した。今後もNARMAIモンゴルを全力でモンゴル文化活動を支援していく所存である。文責 B@B