第2回東海三地区子どもナーダムは大成功!

2018年11月3日(土)、第2回東海地区(愛知、岐阜、三重)モンゴル語母語教室共催の子どもナーダムが盛況裡に終了。同ナーダムには、Mongol ger(岐阜)、Orgoo(名古屋)、Egshig doloo(名古屋)、Nuudel(三重)のモンゴル語母語教室に加えて、はるばる茨城県つくば市から Mongol Soyoliin Orgoo 母語教室も参加し、子どもだけでも100人以上が集まった。

モンゴルの舞踊や歌を披露し、綱引き、わんぱくブフ(相撲)や大人のブフ大会も実技披露。また伝統的なゲルも組み立て、馬頭琴の演奏やモンゴル料理も振る舞った。子供たちのほとんどが日本で生まれ育っているが、「将来どこで暮らしてもモンゴル人の末裔であることを忘れないように教える義務はわれわれにある」と開会のあいさつに立ったショダラグさん。

同ナーダムは故郷の内モンゴルでも注目され、『内モンゴル日報モンゴル語版』が速報で報道。モンゴル民族の末裔である子どもたちが日本の社会にしっかり溶け込みながら、母語の学習も続けることは素晴らしいことである。将来、子どもたちは日本とモンゴルの立派な架け橋になるだろう。

同イベントは、一般社団法人NARMAIモンゴルの継続的支援事業の一つでもある。

文責:B@B

NARMAIが子供ナーダムに支援金

2018年11月3日(土)、第2回東海地区(愛知、岐阜、三重三県)母語教室子供ナーダムが開催されることになった。

同イベントの企画書によれば、「日本育ちのモンゴル人の子どもたちにモンゴル文化に触れ合う環境や母語であるモンゴル語で話す機会を与え」、それぞれのモンゴル語母語教室で習った成果を発表し、モンゴル文化を少しでも目で見て感じることと、これからも母語であるモンゴル語を勉強しようという励みになることを目的としているという。

同イベントは、子どもによるモンゴルの歌、踊り、詩吟などのほか、馬頭琴演奏、大人や子どもによるブフ(モンゴル相撲)大会、子どもの弓射競技、大人による綱引きなど盛りだくさんの内容を用意している。

内モンゴルでも母語が失われつつある現状の中で、日本で生まれ育った子供たちに母語教育を行い、モンゴル文化に触れてもらうことはとても有意義である。本法人は昨年に続き、同イベントの趣旨に賛同し、かつ支援金10万円を寄付しました。少しでもイベントのためになれれば幸甚に思う。

子供ナーダムのご成功を祈りたい。

文責:B@B

写真は、昨年の子供ナーダムの光景である。