日本モンゴル名称万覚帳ーその六(-カワセミ)

空飛ぶ宝石-カワセミ

美しい列島日本のあちらこちらで生息しているカワセミは、その鮮やかな姿から「空飛ぶ宝石」と言われている。筆者のよく散歩する高麗川の辺りでも時々見かけられる。

しかし、そう簡単に出会うことができないのもカワセミの神秘性を高めているようだ。そのためにいつしかカワセミは幸運を呼ぶ鳥として広く認識されるようになったと言う。カワセミは、その可愛すぎる姿、そして水中に勢いよく飛び込んで小魚などの獲る「飛び込み式ハンティング」をすることもあって、野鳥写真家だけではなく、一般の人にも人気が高い。

この季節も暖かい地方の川辺でカワセミを見かけるチャンスがあるから、皆様にはご散歩の際にぜひ見つけて幸運に恵まれるようお祈りしたい。そして2023年において皆の描く夢ががすべて叶えられように心から祈りたい。

ところで、カワセミはモンゴル語でなんと言うのだろうか。はい、номин шогшир( nomin shogshir)です(縦モンゴル文字は写真を参照)。日本では多くの地域で「自治体の鳥」として指定されているという。

なお、令和5年より、このコーナー名は「日本モンゴル植物名称万覚帳」を「日本モンゴル名称万覚帳ー」に変えて不定期的に連載予定である。つまり植物に拘らず広く思うままに書いていきたい。ご理解のほどお願いする次第である。

文責:B@B

 

写真は、下記のサイトより転載。

Номин шогшир :: www.touristinfocenter.mn