青海省モンゴル族青年が魯迅文学賞を受賞

2022年11月20日、第八回魯迅文学賞表彰式が北京で開催された。

魯迅文学賞は、中國における最高文学賞の一つで、三年に一度選考され、受賞者が決まる。1995年に設けられ、今年で八回目となる。

第八回魯迅文学賞の受賞者は青海省出身のモンゴル族作家ソノムツレン氏で、受賞作品は中編小説『荒原にて』である。羊飼いだったというソノムツレン氏は羊の放牧をしながら草原でぼうっと過ごす日々が続いたが、ある日を境に小説を読むことになり、次第に読書が増えて、小説を書くようになったとユニークな経歴を語った。

モンゴル族青年が中国文学の最高峰に輝くことはモンゴル民族の誇りである。万里一空の境地を目指して、努力を重ねることの大切さを改めて教えてくれた気がする。心からお祝いを申しあげたい。

文責:B@B