内モンゴルの砂絵画家アルタンビルグさん

  先日、WECHATグループで、内モンゴル出身の砂絵画家アルタンビルグさん(27歳)の作品を目にし、感銘を受けた。氏はシリンゴル盟ショローン・フフ・ホショー(正蘭旗)出身。2009年に地元のホランシャラグというところで天然色の砂を発見し、砂絵技法を発案した。2012年、ホランシャラグ・ダーギーン・エルス(中国語表記は渾善達克沙画)美術館を創設し、館長を勤める。今日までに2000点の砂絵作品を作成。弟子の数180名余に達している。全国および全自治区における工芸美術コンテストで金銀銅メダルを多数獲得。個展や書物の刊行等多彩な活動を繰り広げている。

アルタンビルグさんによれば、砂絵は、2センチメートルの板に接着剤を塗り付け、その上に黒、白、黄、灰色など十数種類の天然色砂を入念に振りかけて完成させるという。作品の色はいつまでも褪せることなく、自然に優しい優れた美術品になる。彼の作品は砂漠を美術品として蘇らせて、伝統性と現代性を見事に結合させた独特の美術作品として好評を得ている。

内モンゴル飯店は彼の4m×5mのコトカケヤナギの森の砂絵は全国最大の砂絵として認められ、現在、内モンゴル飯店が300万円ほどの高額で購入し、飯店内で飾っているという。以下詩の砂絵作品を三点ほどご紹介したい。 文責:B@B