第2回東海三地区子どもナーダムは大成功!

2018年11月3日(土)、第2回東海地区(愛知、岐阜、三重)モンゴル語母語教室共催の子どもナーダムが盛況裡に終了。同ナーダムには、Mongol ger(岐阜)、Orgoo(名古屋)、Egshig doloo(名古屋)、Nuudel(三重)のモンゴル語母語教室に加えて、はるばる茨城県つくば市から Mongol Soyoliin Orgoo 母語教室も参加し、子どもだけでも100人以上が集まった。

モンゴルの舞踊や歌を披露し、綱引き、わんぱくブフ(相撲)や大人のブフ大会も実技披露。また伝統的なゲルも組み立て、馬頭琴の演奏やモンゴル料理も振る舞った。子供たちのほとんどが日本で生まれ育っているが、「将来どこで暮らしてもモンゴル人の末裔であることを忘れないように教える義務はわれわれにある」と開会のあいさつに立ったショダラグさん。

同ナーダムは故郷の内モンゴルでも注目され、『内モンゴル日報モンゴル語版』が速報で報道。モンゴル民族の末裔である子どもたちが日本の社会にしっかり溶け込みながら、母語の学習も続けることは素晴らしいことである。将来、子どもたちは日本とモンゴルの立派な架け橋になるだろう。

同イベントは、一般社団法人NARMAIモンゴルの継続的支援事業の一つでもある。

文責:B@B

名古屋大学のプロジェクトに支援金

2018年10月2日、一般社団法人NARMAIモンゴルは、名古屋大学(野邑健二、特任教授、心の発達支援研究実践センター)とモンゴル教育大学が協力して実施している、「モンゴル国の子供たちの発達を支援するプロジェクト」に支援金を送りました。

同プロジェクトのホー公式サイトによれば、それはモンゴル国の発達障害児に対する支援活動で、モンゴルの子どもたちの心の問題の原因を探り、家族や学校でより良い発達支援を受けるためのツールの一つとして、知能検査「田中ビネー知能検査Ⅴ」のモンゴル版の開発を進めているという「田中ビネー知能検査Ⅴ」は、日本国内でも広く使用されている子どもの知能検査である。1回あたりの所用時間は60〜90分ほどで、検査は1対1で個別に行う。検査を行うことで、知能の高低だけでなく子どもの得意・不得意も分析することができ、より適した発達支援を行うためのヒントを得ることができるという。

現在、同プロジェクトチームは、モンゴル版の知能検査を開発するために、モンゴル国内の5つの地域で子どもたちへの調査を実施する予定である。しかし、知能検査の開発には、多くの方々の協力と多額の予算が必要で、検査が完成間近で、開発のための予算不足に直面し、社会一般に支援金募集を呼びかけていた。         文責:B@B

情報源: https://readyfor.jp/projects/18792により引用、加筆。