第三回国際遊牧民競技大会で内モンゴル選手が大活躍

2018年9月2日から8日にかけて、キルギスのイシク・クル湖畔で開催された、第三回世界遊牧民競技大会が閉幕。2年に一度の同大会には世界80カ国から3000人の選手が雲集し、さまざまな民族競技が繰り広げられた。

モンゴル国から80余名の選手を送り込んだほか、内モンゴルの選手たちは中国の代表として参加。そのなかで、内モンゴル・西バイリン旗出身のウードゥルフがクラッシュ(柔道に近いウズベキスタンの国技)で金メダルを獲得、東バイリン旗出身のアルタンフヘがブフ(モンゴル国スタイル)で銀メダルとマス・レスリング(ヤクート共和国の競技)125kg級で銅メダルを獲得した。また同級でダイチン、オヨンビルグがそれぞれ5位と7位入賞。カザフスタンの国技であるカザフクレシュ90kg級では、アルタンガルディが7位入賞するなど、内モンゴル出身の選手たちが大活躍をした。

メダル数では、ウズベキスタンが一位、カザフスタンが二位でロシアが三位だった。モンゴル国も健闘し、九位となった。同大会は2020年にトルコでの開催が決定。モンゴル国は2022年の開催を申請したという。

文責:B&B

 

写真(上) ウードゥルフ(左)とアルタンスヘ

写真(下) マス・レスリング競技中のアルタンフヘ(右)

追記:アルタンスヘは、9月29日東京都板橋区で開催される第23回ブフブフ大会への参戦が決定!

 

*本稿は人民体育報道、蒙通社、微信の報道や記事をもとに作成したものである。