ウランバートル市でブックフェスタ2018開催

9月4日から15日、ウランバートル市スヘバートル広場で、「ブック・フェスタ2018」が開催された。「本はあなたに屆ける希望である。希望のために!」というキャチプレーズの元、青少年にむけ、本を愛し、本を読むことを勧める目的で開かれた同イベントに多くの親子が訪れた。詩吟や本の割引販売のほか、全國から200所あまりの図書館が參加し、新しい本の販売や展示などを行なった。またモンゴル國の権威ある詩歌コンテストである、水晶杯詩祭で優勝経験を持つ有名な詩人たちが署名入りを作品をプレゼントした。

「読書は単に知識の材料を提供するだけである。それを自分のものにするのは思索の力である」という、イギリスの哲學者ジョン・ロック(1632~1704)の名言を思い出す。若者たちには「思索の力」ある人間して育ってほしい。 文責:B@B

 

この記事は、http://www.montsame.mn/mn/ により編集。

内モンゴルの文学巨匠B・ブレンベフ氏生誕90周年記念座談会

内モンゴルの文学巨匠B・ブレンベフ氏生誕90周年記念座談会を開催 9月9日、内モンゴル自治区首府フフホト市で文学巨匠B・ブレンベフ氏を語る座談会が開かれた。内モンゴル自治区文学芸術界連合会(文聯)が主催した。 B・ブレンベフ氏(1928〜2009)は、赤峰市西バイリン旗出身。内モンゴル現代詩の先駆者で、文学評論家、研究家として不動の地位を築いている。文聯副主席で著名な評論家のドロノテンゲル氏は次のように評価した。「ブレンベフ氏は詩人の中の卓越した学者で、学者の中の卓越した詩人である」。

代表的な作品に『こんにちは、春!』、『命咲く花』、『心と乳』など詩作のほか、『英雄叙事詩詩学』など研究著書は多い。B・ブレンベフ氏作詞の『丸い峰の小山』という歌はだれも愛唱する永遠のヒット曲である。文責:B@B

*この記事は、内モンゴル日報蒙文報により作成したものである。

第三回国際遊牧民競技大会で内モンゴル選手が大活躍

2018年9月2日から8日にかけて、キルギスのイシク・クル湖畔で開催された、第三回世界遊牧民競技大会が閉幕。2年に一度の同大会には世界80カ国から3000人の選手が雲集し、さまざまな民族競技が繰り広げられた。

モンゴル国から80余名の選手を送り込んだほか、内モンゴルの選手たちは中国の代表として参加。そのなかで、内モンゴル・西バイリン旗出身のウードゥルフがクラッシュ(柔道に近いウズベキスタンの国技)で金メダルを獲得、東バイリン旗出身のアルタンフヘがブフ(モンゴル国スタイル)で銀メダルとマス・レスリング(ヤクート共和国の競技)125kg級で銅メダルを獲得した。また同級でダイチン、オヨンビルグがそれぞれ5位と7位入賞。カザフスタンの国技であるカザフクレシュ90kg級では、アルタンガルディが7位入賞するなど、内モンゴル出身の選手たちが大活躍をした。

メダル数では、ウズベキスタンが一位、カザフスタンが二位でロシアが三位だった。モンゴル国も健闘し、九位となった。同大会は2020年にトルコでの開催が決定。モンゴル国は2022年の開催を申請したという。

文責:B&B

 

写真(上) ウードゥルフ(左)とアルタンスヘ

写真(下) マス・レスリング競技中のアルタンフヘ(右)

追記:アルタンスヘは、9月29日東京都板橋区で開催される第23回ブフブフ大会への参戦が決定!

 

*本稿は人民体育報道、蒙通社、微信の報道や記事をもとに作成したものである。