ツェンディナ女史が国際モンゴル学会賞受賞

旧モンゴル人民共和国三度の国家勲章受章者、教育家、文学者、言語学者、翻訳家であるツェンディーン・ダムディンスレン(1908‐1986)の末女アンナ・ツェンディナ女史が国際モンゴル学協会から2017年度優秀モンゴル研究者賞を受賞した。

ツェンディナ女史はロシア連邦東洋研究所の学者でモスクワにある人文科学現代大学の教授を務めている。ツェンディナ女史は、2017年において17世紀の貴重なモンゴル文献である『黄金史』をはじめて解釈し、原文のまま出版した。また偉大の父親の9巻からなる作品集やロシア人モンゴル研究家ウラジーミルツォフのモンゴル研究関連の未公開文書をシリーズとして刊行した。

ツェンディナ女史は父ダムディンスレンの生誕110年を記念して、ウランバートル市でダムディンスレン碑を建てる計画もしているという。

文責:B@B

 

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