第37回北京モンゴル祭り開催

  第37回北京モンゴル祭り(同実行委員会主催)は10月28日、中央民族学院で盛大に開催された。1981年に始まり、国家副主席だったウランフー氏らも出席するほど在京モンゴル人たちの最大の祭りである。近年では内モンゴルから強豪力士も多数参加するようになり、2万人以上が集まる大イベントになっている。
  今年は、128名のブフ(モンゴル相撲)大会のほか、民族音楽、弓射、チェスなどの競技が行われた。華やかな民族衣装での入場は本場のナーダムに勝るとも劣らぬ雰囲気を醸し出した。ブフの決勝戦で、フルンボイル市新バルガ右旗のセンゲーガルブが優勝し、ウランハダ市バイリン左旗のアルタンスフ(1024名ブフ大会のチャンピオン)が準優勝となった。ブフ大会のレベルの高さが窺えるのだ。
ナーダムを通して、モンゴル文化を発信することは実に有意義である。
文責  B@B